フリーランスになりたいんだけど、自分にできるのかすごく不安。。それに、何から始めたらいいのかも分からないんだよね。
「フリーランスになりたい」と思ったとき、ワクワクする気持ちと同時に、うまくやっていけるのかという不安や、そもそも何をすればいいのかという疑問など、湧いてくると思います。
やったことがないことに挑戦するのだから、不安や疑問があって当然ですよね。
私も最初は、フリーランスになるなんて、雲をつかむような話だなぁと感じていました。でもそこから1つずつ、モヤモヤしたものを具体的にしていくことで、フリーランスになることができました。今は無事3年目(2021年7月現在)を迎えています。
▼本記事では、フリーランスになる不安への対処法を解説しています
✔︎ 3つの不安に対する1つ1つに打つべき対策
✔︎ フリーランスになりたいと思ったら、最初にすべきたった1つのこと
▼こんな人におすすめです
✔︎ フリーランスになるために、最初に何をしたらいいか知りたい
あなたがフリーランスになる1歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
フリーランスになる時の3つの不安を明確にする
まずは、フリーランスになることを考えて湧いてくる不安の正体を、つかむ必要があります。不安は漠然としているものなので、それを見える化するのです。言葉で可視化できたら、その時点で不安は何割か軽減します。
不安の正体は、3つに大別できます。
②社会的評価の不安
③人間関係の不安
①お金の不安とは、ちゃんと稼いで生活していけるのか?と心もとなく感じることです。安定収入はなくなり、もちろん会社から与えられていた「仕事」も無くなります。そりゃ不安になりますよね。。個人で仕事を受注し、お金を稼いでいくことがイメージできないと、こういった不安が湧いてきます。
②社会的評価の不安は、家族や職場の人といった周囲の人に、どう思われるかが気になってしまうことです。会社の看板が無くなった自分に、周りの人はどう思うだろうか、という風に、人の目を気にしやすい人や、自分に自信がない人が感じがちです。
③人間関係の不安は、会社をやめて一人になる孤独や、フリーランスとして会社を辞めた後の人間関係が築けていない場合の心配です。仕事は一人ではできません。会社で築いた人間関係をそのままフリーランスとしても活かすのか、新しく築いていくのか、考えておく必要があります。
会社を辞めるときやフリーランスになる前は、このような3つの不安のいずれかを感じると思います。それぞれの不安をしっかりと感じ切って、可能な限り言語化してみてください。
不安に1つ1つ向き合い、対策を立てる
不安が明確になったら、1つ1つ向き合い、「不安」という気持ちに流されず対策を考えていきましょう。そうすれば、さらに不安は軽減していきます。
お金の不安への対策
以下がお金の不安への対策です。
・会社を辞めた後の、生活費を算出する
・1年生活できる程度の貯金をする
フリーランスとして、個人として稼ぐということはどういう感じなのか、会社員のうちに経験しておいた方がいいです。フリーランスは、会社員とは全く違うルールで仕事をします。受注してから仕事を完了し、報酬をもらうまでの一連の流れを経験しておきましょう。
そして、会社を辞めた後の生活費を算出してみてください。税金や保険料など、会社が払っていたものも含め、自分で計算してみるのです。算出方法が分からない方は、今の会社からの給与明細から、各項目をネットで調べてみてください。合わせて通帳を確認し、収支をチェックすれば、退職後の生活費が算出できます。
今の貯金額と算出した生活費から、無収入でもどれくらいの期間生活できるかを計算します。できれば、1年は生活できる程度の貯金はあった方がいいでしょう。
これらの経験やシミュレーション、準備をする中で、今できることなど、たくさんの気づきを得られると思います。フリーランスの手応えを少しでも掴めたら、だいぶ心は軽くなっているはずです。
社会的評価の不安への対策
以下が社会的評価の不安への対策です。
・経験と実績で証明していくしかない
・周りの人の反応ではなく、自分の対応に目をむける
もしあなたが、同僚から「フリーランスになる」と言われたら、どう反応するでしょうか?「大丈夫?」とか「もったいないよ」と言うかもしれません。心の中で「自分に仕事のしわ寄せが来そうだな」とか、「あの人がフリーランスなんて、厳しいだろうな…」と、思うかもしれません。
それがそのまま、あなたが周りからの反応として気にしていることです。なかなか100%応援する気持ちで「がんばって!」とは、即答できない気持ちも、理解できるのではないでしょうか。
実際、経験も実績もない状態で、フリーランスとしてすぐに信用してもらえるのは難しいです。自分がやったことがないことならなおさら、その人にはよく分からないことでもあります。だから、ネガティブな反応が返ってきても仕方がない、これからの経験や実績で証明していくしかない、と考えた方がいいでしょう。
周りの人から反対されたり、見下されたような気持ちになるのは、とても悲しいし、辛いですよね。でも、それも今の段階はしょうがないと受け入れて、できるかぎり誠実な対応をとるように、自分に目を向けましょう。
実際、フリーランスになって1年も経てば、人間関係も環境も変わって、気にならなくなります。時間が解決してくれるものです。
人間関係の不安への対策
以下で人間関係の不安への対策です。
・今の職場で、今後もつながりたい人間関係を精査する
・フリーランスが集まる講座やコミュニティに所属する
退職したら、受動的に関わっていた職場の人たちとの接点はなくなり、1人になります。では、あなたはフリーランスとして、どんな人間関係の中で仕事をしたいのでしょうか?
今の職場で、退職後も仕事をする人もいるかもしれません。仕事ではなくても、友人や先輩として繋がっていきたい人もいるかもしれません。そういった人たちには、より正直に誠実に話をして、あなたの想いや考えていることを、理解してもらえるように努めましょう。
何より大切なのは、フリーランスになってからの新しい人間関係です。あなたがイメージした新しい人間関係には、どんな人がいるでしょうか?その人たちと出会うために、講座やコミュニティなどを探して参加してみましょう。
私はお金の不安が強かったので、貯金額や収支のシミュレーションをかなり綿密に立てました。人間関係もかなり気になりましたが、新しい仕事や環境に目が行きはじめると、気にしている暇もなくなりましたよ。
フリーランスになりたい人が最初にすべきたった1つのこと
フリーランスになりたいと思ったとき、自分には何ができるのか、どんなことを仕事にするのかなど、全くわからない人も、多いと思います。だからこそ、まず最初にすべきことは、「環境を変える」ということです。
会社や今の慣れ親しんだ人ではなく、フリーランスとして活躍している人が当たり前に周りにいる環境に、身をおくのです。
今の環境から離れてみると、全く違う世界が広がっていることに気づき、今の当たり前が、フリーランスの世界では当たり前ではないことに気づくでしょう。
個人として仕事をしているのが当たり前の人と日頃から話をすれば、だんだんあなたにも、その環境が当たり前になります。むしろ会社のいる環境の方に、違和感すら感じるようになり、自分がフリーランスになることが自然だと思えるようになります。
その環境やコミュニティは、自分が興味のある分野の講座や、メンターに出会える講座など、なんでも構いません。ぜひ新しい環境に身を置き、新しい人間関係を築いていってください。
どんな仕事であっても、「人」が最も大事です。
私は、フリーランスになるためのスキル習得の講座や、自己啓発系のセミナーで、たくさんのフリーランスや起業家と知り合いました。そのおかげでフリーランスになれたと言っても、過言ではありません。
あなたも素敵な仲間に出会い、フリーランスとして踏み出していくことを、応援しています!
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