フリーランスという働き方は、生き方に直結する【3年目で思うこと】

生き方・働き方
ゆう
ゆう

フリーランスとして独立し、3年目に入りました。(2021年9月現在)

わたしはフリーランスになる前、会社員として約12年働いたのですが、本当は3年目には「いつか独立したい」と考えていました。
でもいろんな葛藤が10年もつづいて、なかなか辞められなかったのです。

そこからやっとの思いでフリーランスになり、3年目に突入。改めて今、本当にフリーランスになって良かったなと心から感じています。

フリーランスは働き方を自由にしてくれるだけでなく、人生全体を充実感で満たしてくれる、素晴らしい生き方だと知ったからです。

▼この記事では、フリーランス3年目で感じている、フリーランスになって良かった点をまとめています。

✔︎ フリーランスは働き方を自由にしてくれる
✔︎ 働き方が自由になると、人生が全体が明るくなる
✔︎ 人生が明るくなると、自分の可能性にワクワクできる

▼こんな方におすすめです。

✔︎ フリーランスの実態を知りたい
✔︎ 自分の好きなこと、やりたいことが分からない
✔︎ 夢や目標がうまく描けない

フリーランスが可能にしてくれた自由な働き方とは

フリーランスって、時間や人間関係にしばられることなく自由に働ける、とはよく耳にします。
実際になってみるまで、「本当かなぁ?」「結局は仕事に追われて忙しいんじゃないの?」など思っていました。

でも、本当でした。

・一緒に働く人を選べる
・受ける仕事を選べる
・働く曜日や時間帯を選べる
・働く場所を選べる

これらは今、全て実現しているのです。

フリーランスになって1年半くらいは、クライアントさんの都合に合わせる割合が多い仕事もしていたので、フリーランスになったからといって、すぐに全てが実現したわけではありません。

どんなふうな働き方をしたいのかを意識しながら、日々のフリーランス生活を過ごしていくことで、だんだん時間や場所、人間関係の自由を実現させていくことができたのです。

自由な働き方は、人生の大切なものを気づかせてくれる

フリーランスになって自由な働き方ができるようになる中で、これまでの生き方では気づかなかったような、大切なことにたくさん気づくことができます。

決して仕事のことだけではありません。
自分が「どんな人間なのか?」を深く知ることができたり、周りの人に優しくなれたりするのです。

むしろ仕事のことよりも、大切なことだと感じています。

自分が解放されていく

フリーランスとして独立するとまず、日常の大半の時間を過ごしていた、会社での「嫌だ」「辛い」と思っていたものから解放されます。早起き、通勤時間、苦手なお客さんや上司、残業、接待などの飲み会などです。

そこには時間や心に、すっぽりと空間ができます。
これまでがんばってきた人ほど、その空間の風通しの良さやすがすがしさを感じるでしょう。

これまで増やし続けていた重しを、いったんおろすような感覚で、身も心も軽くなるはずです。
こんなに重い荷物を背負っていたのか、、、と、初めて重さを知ることも。

「あの仕事をやらなければならない」といった、”〜しなければならない”がなくなると、体の奥底から、解放感が湧いてきます。

解放感は、これまで考えたことのない発想や行動にもつながっていくのです。
本当にやりたいこと、好きなことに、初めて気づくことも多いでしょう。

本当の自分に統合されていく

時間や心にできた空間には、自分が主体的に選ぶものだけで埋めていくことができます。

主体的な選択を繰り返していくと、自分に合っているもの/合わないもの、自分が喜ぶもの/喜ばないものがはっきりしていきます。
どんどん自分に合うもの、自分が喜ぶもので、時間や生活を満たしていくことができるのです。

すると、本当の自分と合致し、統合されていく感覚で、毎日を過ごせるようになります。

「今の生き方が苦しい」「とにかく毎日が辛い」、でも「何がしたいのか分からない」「自分が何が好きなのか分からない」。そんな状態から脱却し、本当の自分の姿がわかっていきます

本当の自分がわかってくると、日々の充実度も変わってきます。
仕事、生活、趣味や交友関係など、あらゆることが全て自分で選択するのだから、どんな結果になっても納得感があるものです。

自分を受け入れ、周りの人を受け入れられるようになる

解放感、充実感に満たされ本当の自分が統合できるようになると、納得感に満たされ、自己肯定感は上がっていきます。
「今の自分で大丈夫」「今の自分って、いいな」と、自分を受け入れられるようになるのです。

すると自分だけでなく、周囲の人に対してのイライラがなくなっていきます。
「相手は鏡」と言いますが、まさにその通りで、自分を受け入れられるようになると、周りの人のことも同じように受け入れられるようになるからです。

人間関係を劇的に変えたりしなくても、変わらない人間関係の中でもおだやかに過ごすことができるようになります。

ゆう
ゆう

わたしはフリーランスって、あくまで仕事をする上での方法の1つだと思っていました。
実際になってみると、自分の内面の変化や、人生全体にたくさんのいい影響をもたらしてくれたので、自分自身がとてもうれしく、びっくりしています。

 

フリーランスで実現する、理想の人生

あなたは、どんな人生を送りたいですか?

理想の人生を考えるとき、「どうせ、自分には無理だろうな」とか「本当はこうしたいけど、現実には難しいだろうな」というふうに、フタをしてしまうことはないでしょうか。
または、実現可能な範囲で、無難な理想や夢をかかげているかもしれません。

私は、ずっと「理想の人生」をうまく描くことができませんでした。
現実的に考えてしまったり、自分を制限してしまって、心からワクワクするような理想がわからなかったのです。

それがフリーランスになってようやく、自分の心がウキウキするような理想を描けるようになり、一歩ずつ実現させていくことができるようになりました。

自分の人生の信頼度が増していく

フリーランスとしての一歩を踏み出したこと、2年間なんとかやって来れたことは、自信につながっています。
それは、自己信頼へもつながっていきました。

辞表を出す、仕事の提案をする、自分で案件を受注するなど…フリーランスとして歩んでいく1歩1歩は、とても怖いものです。
それでも、1つ1つに挑戦しクリアしていくことで、少しずつ自分が頼もしく感じられていきます

ピンチ!ということも、幾度となくありました。
でもふと誰かが助けてくれたり、偶然のようなラッキーなことがあったりして、なんとかなったという体験をたくさんしてきました。

するとますます「自分の人生はなんとかなる」と思えるようになっていくのです。

この根拠のない自信のような感覚ほど、フリーランス生活をおくる上で1番の安心材料といっても過言ではありません。

自分の可能性にワクワクできるようになる

嫌なことから解放され、自信がつき自分を信頼できるようになると、自分の可能性も信じられるようになっていきます。

「こんなこともできるかもしれない」「もっと楽しいことが起こるかもしれない」と、楽しい気持ちが湧いてくるのです。
「どうせ自分なんて…」とか「わたしにできるはずはない…」なんて思っていた、”ワクワク”なんて無縁だったネガティブ思考のわたしでも、嘘のように湧いてきました。

当時のわたしは、すっかり”ワクワク”という感覚が鈍っていました。
「好きなことを仕事に」とか、「ワクワクすることをやろう」と言われても、全くわからなかったのです。

会社を辞めたら、そういう感覚も湧いてくるのかと思いましたが、すぐには湧いてきませんでした。
2年という時間をかけて、本当の自分が統合されていき、自分を信頼できるようになってきてようやく、心のそこでフツフツとしている”ワクワク”を感じられるようになったのです。

理想の人生を描けるようになる

自分の可能性にワクワクできるようになると、未来に対して、具体的な理想がムクムクと湧いてくるようになります。

これまでは、ある程度は現実的だったり、逆に、無理してチグハグな大きな理想をかかげたりしていました。
それが、思わず考えるだけでニンマリしてしまうような、とてもしっくりくる理想を、自由に描けるようになります。

ちょっと無理かもしれない、、というようなことも、「でも、可能性はあるよね?!」「なんとなく、実現する気がする!」と、思えるのです。

どんな夢や目標も、自分が心から実現を信じなければ、叶うことはありません。
疑うことなく、心の底から腑に落ちる理想を描くことが大切なのです。

 

ゆう
ゆう

フリーランスになってわたしの1番の変化は、明るくなったことです。
周りにも、「明るくなったね!」と驚かれるほど。
自然と毎日、ワクワクすることが増えているからだと思います。
楽しそうな感じが出るようになったようで、うれしいことです。

 

自由に働くために大変だったこと

もちろん、いいことばかりではありません。大変なことや辛いこともありました。

今でも、大変なことは0になるうことはありません。
でも1つずつ向き合い乗り越えていくことで、怖いものではなくなっていきますし、次のステップにつながるチャンスだったりします。

大切なのは、辛いことから逃げることではなく、向き合っていくことです。

不安と向き合うこと

フリーランスに、不安はつきものです。

何より、収入が安定しないことが起因になって、さまざまな不安を引き起こします。

・お金がなくなってしまうかもしれない
・仕事が減ってしまうかもしれない
・新しい仕事がなかなか決まらない
・周りの目が気になる

こういった不安は、漠然と湧いてくると思います。

一度解決した、乗り越えた、と思っても、進んだ先でまた同じような不安が湧いてきたりもします。

こういった不安は、きちんと向き合っていかないと、なくなることはありません。
無理になくそうとしたり、見ないふりをしないのではなく、不安は湧いてくるものだと受け入れて向き合うことが大切です。
なんとか逃れても、同じような不安は必ずといっていいほどやってくるものだからです。

▼フリーランスになるときに感じる不安について、対策などもまとめているこちらの記事も参考にしてください。

できない、稼げない自分に直面すること

不甲斐ない自分、情けないと感じるような自分に、直面することも多分にあります。
プライドが傷ついたり、落ち込むこともたくさんあります。

会社であれば、すぐに上司や先輩、同僚に助けを求めたりすることもできるでしょう。
でもフリーランスは、何かあっても自分で対応をしていかなくてはなりません。
良くも悪くも、全て自己責任です。

フリーランスになってしばらくは、単価も安くて疲弊してしまいがちです。
単価を上げたり新しい仕事にチャレンジしていくときには、うまくいかないときもあります。
つい自信をなくしてしまうこともあるでしょう。

そういった場面も1つずつクリアしていけるような、精神的なタフさは身につけていく必要があります。(丁寧に向き合っていけば、自然と身に付いていくものです)

できない自分、稼げない自分を認めて、地道に改善やスキルアップをしていくのみです。

自由に働くために必要なこと

大変なこともありますが、総じてフリーランスはとても自由で楽しい働き方です。
フリーランスとして自由に働くために必要な3つのことをお伝えします。

自分の感情とうまく付き合うこと

楽しい、嬉しい、といったポジティブな気持ちはもちろん、不安、怒り、焦り、悲しみなど、ネガティブな感情もたくさん湧いてきます。
フリーランスは不安定な要素が多いので、特にネガティブ感情には振り回されがちです。

でもポジティブな感情もネガティブな感情も、自分にとって大切な気づきを得るきっかけになります。
どちらも自分の才能や、ステップアップのチャンスに気づかせてくれるからです。

「感情」は、ときにとても厄介なもの。でもうまく乗りこなすことができれば、強力な味方になってくれます。

信頼できる人間関係を築いていくこと

フリーランスは、全く人に会わずに仕事をすることが可能です。最低限のやりとりだけで、メールで済ますこともできます。
でも人間関係こそが、フリーランス生活の充実度を大きく左右するものでもあるのです。

わたしは元々、1人でも平気な人間でした。
コミュニケーションが苦手なこともあり、人と関わることが減るなんて、絶対ハッピーだ!とすら、思っていました。

でも普段1人でいる時間が長い分、こういった仕事で関わる人との時間が、とても大切だと感じるようになったのです。

仕事で関わる人を自分で選べる分、わたしはクライアントさんも、外注さんも、すごく素敵な人たちに恵まれていることを感じています。
お互い信頼できていることも感じていて、安心感もあります。

ゆう
ゆう

今の人間関係がなければ、とても孤独なフリーランスになっていると思います。。

スキルを磨き、実績をつみ重ねていくこと

そもそもフリーランスとして仕事をするには、スキルがあることは絶対条件です。スキルがあるからこそ、仕事をして、お金をいただくことができるのです。
スキルのレベルは、報酬にも直接影響します。

スキルは、1度身につけたからといって、一生使えるものではありません。
どんどん技術も時代の流れも変化していきますし、新しい技術も出てきます。

だからこそ、常にスキルを進化させ続け、実績を積み重ねていくことが大切です。
そうすることによって、継続的に仕事を続けていくことができます。

難しそうに思えるかもしれませんが、実は、変化しつづけられる方が、楽で安心できる要素にもなり、より自分を自由にしてくれるのです。

▼どんなスキルを身につけたらいいかわからない方は、こちらもどうぞ。

【まとめ】フリーランスは、本当の自分を生きるための働き方の1つである

2年間フリーランスを経験すると、もう会社員には戻れないくらい今が幸せだと感じています。
大変なことも含め、自分の人生がよりシンプルに、本当の自分だけで統一されていくような感覚があります。

なんとなく今の生活に違和感があったり、今の仕事が辛かったり、もしくは夢や目標がうまく描けない、という方は、フリーランスという働き方が、人生への気づきを与えてくれるかもしれません。

ゆう
ゆう

わたしが本当に好きなことややりたいことに気づいたのは、フリーランスになって2年経ったころでした。

好きなこと、やりたいことがなかなか見つけられない人にも、この記事が何か気づきになれていたらうれしいです。

読んでくださった皆さんに、ワクワクな毎日が訪れますように!

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